結論: 名刺交換の直後は「沈黙ゾーン」。
すぐに広げるコツは、①接点確認 → ②相手の今 → ③前向きの小さな約束の「3質問」。
日常・仕事どちらでも、相手の負担を下げる“選択肢付き”で聞く。
NG→OK(2行)
NG例:(無言)/「よろしくお願いします…」で終了。
OK台本:「共通の芽」→「相手の今」→「次の一歩」の3質問で回す。
台本(すぐ使える)
日常(初対面/イベント)
①接点確認:「さっきの◯◯の話、△△がお好きなんですね。
『普段はA(映画)とB(ライブ)だとどっち派ですか?』」
②相手の今:「最近観た中で『気分上がった1本』ってあります?」
(選択肢:配信/劇場/海外ドラマ)
③次の一歩:「良ければ、その作品メモさせてもらってもいいですか?
今度◯◯行く時の参考にします」
仕事(名刺交換の直後)
①接点確認:「◯◯様、同じSaaS領域なんですね。
『A(営業)とB(CS)のどちらをご担当が長いですか?』」
②相手の今:「今期で『いちばん手応えあった取り組み』って何でした?」
(選択肢:新規/既存/プロダクト連携)
③次の一歩:「もし差し支えなければ、その案件の要点1枚だけ拝見できると助かります。
こちらの事例も2つ返します」
バリエーション(強さを調整)
・軽め:「さっきの◯◯、ほんと刺さりました。
『AとBならどっち派です?』」
・標準:「今いちばんうまくいったのって、どの施策でした?」(選択肢付き)
・一歩踏み込む:「差し支えなければ、決め手ってどこでした?」
言い換え(沈黙回避の合いの手)
「そうなんですね」→「要約+感情ラベリング+選択肢質問」
例)「今期は既存の深掘りが刺さったんですね。
『A(クロスセル)とB(アップセル)、軸はどちらでした?』」
ドリル(30秒)
① 今日使う3質問を書き出す(接点確認/相手の今/次の一歩)
② それぞれの選択肢を1つずつ用意する
③ スマホに音声で30秒録音 → 聴き直し → 「えーと」を削る