結論:初対面は「自己紹介15秒 → 相手中心の質問15秒」で十分。
日常も仕事も、まず“共通点の芽”を1つ見つけること。
使うのは〈要約→感情→質問〉の順。今日はこの1本だけで回せます。
日常シーン版(友人の友人/イベント/習い事)
あなた:「はじめまして。◯◯(居住/趣味)あたりが近いかもです。自分は◯◯が好きで…」
相手:(返答)
あなた:「つまり◯◯なんですね。普段はどのあたりで/どんなきっかけで始めたんですか?」
15秒の型
自己紹介:〈属性1つ+最近の関心〉
質問:〈場所 or きっかけ or 頻度〉のどれか1つ
仕事シーン版(社内/取引先/勉強会)
あなた:「◯◯部の◯◯です。いま◯◯の担当で、今日は◯◯を伺いたくて」
相手:(返答)
あなた:「要するに◯◯。差し支えなければ、いちばん大変なのはどの工程ですか?」
15秒の型
自己紹介:〈所属+担当テーマ〉
質問:〈課題 or 目標 or 最近の変化〉のどれか1つ
NG例(よくある失敗)
- 「今日は暑いですね…」「…ですね」— 目的が無く、次が続かない
- 「自己紹介して下さい」— 丸投げで相手に負担
OK台本(そのまま使える)
- 導入(共感):「お時間いただきありがとうございます。」
- 要約(1行):「◯◯の件を、まず要点だけ共有します。」
- 質問(選択式):「結論から/背景から、どちらが聞きやすいですか?」
バリエーション
- 忙しそう:「要点を60秒でお伝えします。」
- 無口:「◯◯のここだけ率直にどう思われますか?」
- 広がらない:「差し支えなければ、直近一番困っている点はどこでしょう?」
言い換え(NG→OK)
- NG例:自己紹介を長く語る/質問が「お仕事は?」だけ
- OK台本:要約→感情→質問の3拍子に圧縮(例「つまり◯◯ですね。いちばん◯◯だった点は?」)
ミニ解説
C-S-Qは相手の負荷を下げる順序です。要約で「自分ごと化」、質問は選択式で答えやすく。
練習ドリル(30秒)
ドリル:
1) 今日の“自己紹介15秒”を「日常用 / 仕事用」で各1つ作る
2) 相手への質問を「場所/きっかけ/頻度」or「課題/目標/変化」から1つ選ぶ
3) 30秒録音→“えーと”を削る→1回で言えるか確認