結論: 切り返しは承認→クッション→提案(ACO)。
まず受け止めて、一言はさみ、選択肢で方向を示す。
基本フォーマット(ACO)
- 承認:「それ、面白いですね/確かにそうですね」
- クッション:「少し話変わるのですが…」
- 提案:「もしよければ、◯◯の話も聞いてみたいです」
例文(3パターン)
日常:「わかります、それ私も気になってました(承認)。少し話変わるのですが(クッション)、この辺で“外さないカフェ”ってあります?(提案)」
仕事:「その視点すごく参考になります(承認)。今だけ方向を絞りたくて(クッション)、まずは“今すぐできる案”に限って3つ並べてもいいですか?(提案)」
学生/コミュニティ:「その研究、面白いですね(承認)。一度だけ別角度を挟んでもいいですか(クッション)。関連で、ユーザーの生声ってどこで拾えそうです?(提案)」
シーン別テンプレ
例文(3パターン)
時間がない:「続きぜひ後で(承認)。今だけ先に、会場の案内だけ確認してもいいですか(クッション)?終わったら◯◯の話、5分だけ共有いただけると助かります(提案)。」
ネガ話が長い:「よくわかります(承認)。気晴らしに一回だけ明るい話題を挟んでも大丈夫ですか(クッション)。最近うまくいったこと、何か一つ思い出せます?(提案)」
論点が散ってきた:「視点が増えてきて勉強になります(承認)。実務の順番で一旦整えてもいいですか(クッション)。“今週できること→今月→来期”の順に3つだけ出しません?(提案)」
角を立てない「NO」の言い方
例文(3パターン)
日常:「気持ちはすごくわかります(承認)。ただ今日は別の用事があって(クッション)、もしよければ来週また改めてどうですか?(提案)」
仕事:「そのご依頼は重要だと思います(承認)。いまの権限だと難しいので(クッション)、担当の◯◯に上申して私から連絡でもよろしいでしょうか(提案)。」
家族/友人:「手伝いたい気持ちはあるよ(承認)。今週は時間が取れないから(クッション)、土曜の午前中なら一緒にできそう。どう?(提案)」
ドリル(2分)
① 自分の承認語を3つ作る(いいですね/助かります/確かに)
② クッション語を1つ固定(「少し話変わるのですが」)
③ 音読→録音→即言えるまで